尾山製材の材木
尾山製材の材木
地元の天然林
富山県の森林面積は284千haで、その内の64%が天然林です。
その天然林のほとんどが楢(ナラ)、橅(ブナ)、栗で占められていますが、これらの広葉樹は大半がチップとなったり、山に放置されたりとあまり活用されてきませんでした。
また、これらの木は乾燥が難しく、自然乾燥では木材自身の水分の多さから腐敗していくこともあり、敬遠される存在でもありました。
天然林を活かす
どうにかして富山と周辺地域の天然林を活用し製品にしたいという想いから、天板やカウンター板、フローリングなどに使用する材木を作り始めました。
私たちは、自ら森林組合を周り、自分の目でじっくり木を選別しています。そして、製材所で、丸太から「製材」し、天然・人工の「乾燥」の組合せにより、無垢の板にしています。
良い品質、味のある杢目
楢は、固く、褐色で、虎斑という木目が出ます。材面に墨流し杢(スポルテッドウッド)が出ることにより、材面が面白いの模様の材に仕上がるため、多くの方に愛用していただいています。
品質の良い木材を提供することを通して、富山と周辺地域の木材の魅力を一人でも多くの方々に伝えていくと共に、自然との共生も目指していきたいと考えています。